ちょっと離れてみる。

こんにちは。習志野市谷津のかるがも整骨院🦆です。
今日も整骨院にいらっしゃった患者さんと会話の中で思ったことを書いてみようと思います。

色んな所で話題になっているように、子どもが少ないのが今の日本です。
その分一人一人のお子さんへの習い事にかけられる金額や頻度は増えていますし、家族と一緒にいる中で子供の行動に目を配れる時間も増えています。一人の子どもにかけられる時間もお金も増えているという事です。

これはいい面と悪い面があると思っていて、いい面は子供が危ないことをしそうになったらすぐに助けられるなど親の手も目も届きやすい部分です。悪い面としては長い時間を一緒にいることで子どもの一挙手一投足にすべてに目を配りすぎてしまう事です。

一緒にいる時間が長ければ、当然相手の行動を観察する時間も長くなります。
気になったことを逐一指摘してしまって嫌になることってありませんか？
指摘されている方も嫌になっているはずです。

とはいえ、子供達もそれに慣れていて『大人をどう使うか』という事を無意識に体得しているように感じます。大人に介入させることで『自分のやりたい事を大人にやらせてしまう』わけです。

大人が見ていることを無意識に自覚していて『僕今困ってます！』『私今困っているまーす！』と大人に見えるようにわざとアピールするわけです。そして子どもを見ている親側は助けることが当たり前になっているので、頼まれてもいないのに助けてしまう。

子供達には子供たちの社会があります。そこに大人が過度に介入することで本来子供達だけで解決できることも、大人の助けがないと出来ないようになってしまいます。

子供達に本当の意味で『主体性』を身に付けてもらいたいなら、少し離れて自分の目と手の届くところから離してみることが大事です。一人でももっと出来ると気が付けなくなっちゃいます。

『自分で決められない子で…。』という話も周りの大人の介入のせいかもしれません。
やってほしくない事、選んでほしくないことはいっぱいあるかもしれませんが、子供達が『主体性』を身に付けていくためには自分で『選ぶ・決断する』という経験が必要です。

ご自身とお子さんの為に、少し距離を取ってみることも必要ですよ。

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かるがも整骨院🦆
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