失敗のチャンス

こんにちは。習志野市谷津のかるがも整骨院🦆です。
先日かるがも整骨院🦆で開催した色彩知育(明日開催報告を上げさせて頂きます)ですが、一緒に参加させて頂いて気づきがいっぱいありました。
大人が手伝わなくても、子どもだけで解消できることっていっぱいあるみたいです。

『ヘリコプタ―ペアレンツ』という言葉をご存じでしょうか?
子供達が先々出会うであろう失敗や挫折を上空を旋回するヘリコプターのように事前に察知して取り除いてしまう親御さんを指す言葉です。
親御さんには悪気はなく、我が子を思うからこその行動なのですが…。

子供の未来を見据えるなら『躓きや失敗』は除外するべきではないと私は考えています。
先日『体験と記憶』というお話をさせてもらいましたがこれも同じ話で、失敗することや躓くこと、困ることを体験しないと自分で解決する力が身につきません。自分が困って解決する機会が極端に少ないからです。

先日サッカーのコーチをしている際にも印象的な出来事がありました。
私がお手伝いしているクラブでは『子ども達が自分のボールを家から持ってきて、帰りも自分で持って帰る。』という事がクラブのルールになっています。
遠くに飛んで行ってしまったり、あまりにも目の届かない場所にあるボールは近場に回収しておきますが、基本的には練習中も練習後も管理は自分たちでしてもらっています。

練習後、ボールの事を忘れて帰りの支度をする子供達。あえて目の届く位置にボールを置いて、声はかけずに様子を見守っていました。案の定数人ボールを忘れて帰り始めますが、その中の一人のお母さんがボールを忘れている事に気付き、子どもにも何も伝えす、ご自身のお子さんのボールを回収していきました。

一旦その場で声をかけさせて頂いて、こちらの意図を説明させてもらいました。
『準備も片付けも誰かがやってくれることが当たり前にならない様に。』『忘れ物をしたら自分が困る、という経験を大人が阻害しないように。』という旨を伝えさせていただき、忘れたときは自分で忘れ物を取りに来たり『自分で解決方法を模索する機会』を与えられるように狙ってシチュエーションを作っている事を説明させてもらいました。

準備不足で試合に出られなかったり、大事なものを忘れてなくしたり。
心は苦しいですが、その体験からしか芽生えないものもきっとあります。

子供達の事を思って親御さんが手伝う、という気持ちはとても理解できます。
でも手伝いにももっと意図があっていいと思うんです。意図的に様子を見る。

『待つ』や『様子を見る』ことで子供たちが気が付けることがあるかもしれません。

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かるがも整骨院🦆
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