セミ取り職人から学ぶ、子どもの感覚と発達の話

身体のお話。

※こちらは2024年8月20日に投稿した記事のリライトです。

こんにちは。習志野市谷津のかるがも整骨院🦆です。

お盆が明けてもなお、厳しい暑さが続いていますね。
『暑さ寒さも彼岸まで』という言葉も、近年ではあまり当てはまらないように感じます。

そんな中、島田家では夕方の少し涼しくなった時間帯に、ほぼ毎日のように子どもたちと一緒にセミ取りに出かけています。
気づけば公園に集まった子どもたちが自然と仲間になり、まるでセミ取り軍団のリーダー状態になっていることも。笑

このセミ取り、実は体の感覚や発達を観察するうえで、とても興味深い遊びでもあります。

たとえば──

  • 目線より高い位置にいるセミに気づけない子
  • 鳴き声の方向からセミの位置をすぐに予測できる子

そんな風に、子どもによって感じ方・動き方に差があるのが分かります。

最近はゲームなどの影響で、平面の中に映し出された立体物にはよく触れています。
でもそれだけでは、本当の『距離感』『奥行き』『動きへの反応』などの感覚は身につきにくいのです。

さらに、イヤホンのように音が直接耳に入ってくる環境に慣れすぎると、耳が本来持っている「音の位置や距離を感じ取る力」も鈍っていきます。
こういった積み重ねが『自分に向かってくるボールに反応できない』といった身体の苦手さにつながってしまうこともあるんです。

もちろん、ゲームやプログラミングのような活動も大切な学びです。
ただ、それだけでは足りない。自分の体をしっかり使って得られる感覚も同じくらい大切です。

夏休みも残りわずか。
ぜひお子さんと一緒に、セミ取りという最高の実体験を楽しんでみてください。


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