何か着ているみたいだった

こんにちは。習志野市谷津のかるがも整骨院🦆です。
8月も暑い日が続きますね。皆さんくれぐれも熱中症には気を付けて。
さて、今日はそんな暑い時期には一見関係なさそうなタイトルです。
ご自身の体の感覚、自信がありますか？

先日治療中に患者さんから聞いたお話です。
順調に痛みも下がり、日常生活にもほとんど支障が出なくなってきた中で『痛い時期は身体にもう一枚別の何かを着ているような感じだった。』という感想を頂戴しました。

患者さん自身の実感も伴っているし、体の構造的にも的確な一言だなと感じたんです。
以前このブログで体の感覚について書かせて頂きました。
掻い摘んで説明すると、普通に過ごしているつもりでも体の感覚にエラーが出ることで『自分自身の普通』が上書きされていってしまう、というようなお話です。

この方の場合は『何か別に一枚着ている』状態が普通になっていたという事です。そして体が変わる過程でその感覚がおかしかったことに気が付いたわけです。

体の状態は常に変動しています。
辛い状態なら『辛いなりに暮らしやすい体』に感覚をどんどん書き換えていってしまうんですね。

なので良くなっていく過程で『前とは全然感覚が違う！』という変化が生まれます。
『いい状態・いい感覚』にきちんと上書きされていくわけです。

痛みだけを追っていくと体が変わる大事なサインを見落としてしまいます。
いつも言うように『今すぐ良くなる魔法』は存在しません。
だからこそ、健康や元気というものに価値があると思っています。

ご自身の体の感覚、取り戻してみませんか？

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かるがも整骨院🦆
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