セミ取り職人

こんにちは。習志野市谷津のかるがも整骨院🦆です。
お盆も終わりましたが、まだまだ暑さは続きそうですね。
『暑さ寒さも彼岸まで。』とは言いますが、9月までにこの猛烈な暑さは落ち着くのでしょうか…。毎年暑さの残りが暦の後ろ側にズレ込んでいっている気がします…。

さてそんな暑い中ですが、島田家は夕方ほぼ毎日セミ取りに出掛けています。笑
涼しくなってきた時間帯に公園でセミ取りに勤しんでいるとどんどん子供が増えていき、いつの間にかセミ取り軍団を率いているような状態になっています。

子供達がセミ取りに夢中になっているのを見ていると色んなことに気が付きます。
ある子は目線より高い位置にいるセミを発見できなかったり、ある子はセミの鳴き声から自分とセミの距離を逆算するのがとても上手だったり反応は様々です。

勘違いされやすい要素ですが、ゲームでどれだけ立体物に触れていても、実際の物体との距離感や奥行き、自分との位置関係などの要素は発達していきません。

ゲームで目で認識している立体というのは『平面に投射された立体』を認識しているからです。ここにイヤホンなど耳に向かって直接音を発する機械を習慣的に付けているなどの要素が加わると『セミの鳴き声からセミの位置を予測する』という事がさらに難しくなるわけです。耳は本来音がする位置や奥行きまで認識できる構造になっているのに、です。この手のパターンの子だと『自分に向かってくるボールをキャッチする』などの『動いている目標物に自分の体を合わせる』動作が極端に苦手になっていきます。

ゲームやプログラミングなどでしか培えない要素は確かにあるとは思います。ですが、自分の体や感覚があっての人間です。どれもが極端では難しいんです。

せっかくの夏休みですし、体の感覚を取り戻すためにもセミ取りしてみてはいかがでしょう?

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