『出来ない』理由を掘り下げる

身体のお話。

こんにちは。習志野市谷津のかるがも整骨院🦆です。
今日は少し整骨院らしい話題を。笑
一口に『出来ない』と言ってもいろんな理由があります。

私(島旦那)は長男の所属するサッカーチームをお手伝いしています。
一応コーチと呼ばれていますが、どちらかと言えばこちらがサッカーを楽しませてもらいに行っているような感覚です。笑

長男の学年は人数が多いこともあり、どの子も体の状態は様々です。
体の専門家なのでサッカーの動作以外も見ながら体の状態を考察するわけですが、運動の習慣がある子とない子、他のスポーツをしている子、サッカーだけ一生懸命やっている子などなど状態は全員違います。いつもお伝えしている通り、そもそも全員違う人間なので当たり前ではありますが…。

なので学年全体で共通する点があるか?というと大きい共通点はありません。
ただ、練習の量と上達の量が比例していないだろうな、という子は多い印象です。

というのも、サッカーの複雑な動作習得するための下地が出来ていないからです。
当たり前のことですが、これには運動習慣も日常生活の姿勢なども影響しています。

『なるべく顔を上げてボールを触ろう』と言われても、そもそも顔を上げられないんです。
これは普段ボールを触っているかどうかはあまり関係がなく、別の問題です。
ボールを触る練習を繰り返す中で改善されている子もいますが、どちらかというと必要なのは『上半身を起こす動作』になってきます。

どう改善していくのかも、必要な要素もそれぞれ違うからこそ難しいんですね。

運動をするうえで必要な下地は様々です。
時代背景的に効率が重視されています。その余波で子供たちの練習やトレーニングも専門性が高まりすぎています。そして、その事に少し危機感を感じています。

専門性を発揮するのに必要な下地があります。
同じ動作を繰り返し行う練習などではそれは習得できません。
サッカー以外に体を動かして遊ぶ習慣があるか?というのはとても大事なんです。

何事も上達に近道はありません。
サッカーに必要な技能も、体を扱う下地もすぐには習得できません。
『出来ない』理由は様々。練習以外に体を動かすことがお子さんの下地を作ってくれるはずです。

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かるがも整骨院🦆
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