『体力って何だろう?』|運動しているのに疲れやすい子どもたち。

身体のお話。

こんにちは。習志野市谷津のかるがも整骨院です🦆

今回は大人にも子どもにも関係のある
『体力』という言葉の本質について、少し深掘りしてみたいと思います。

体力低下は『感覚』ではなく、データで見えてきた現実。

『子供の体力が低下している。』と言われるようになって久しいですが、
実際に小・中・高校生の体力テストの数値は年々低下しているそうです。

つまり『なんとなくそう感じる。』というレベルではなく、
数字で見ても“基礎体力の低下”は現実に起こっているということです。

スポーツが得意=体力がある…ではない。

よく誤解されがちですが、

「サッカーをやっているから大丈夫。」
「野球が得意だから体力もある。」

というわけではないんです。

実際、あるユースのサッカーチームでは、
『サッカーに関係しない体力テストの数値』が年々落ちているとの報告もあります。

たしかに『技術はある。』でも、
長時間動き続けるだけの“土台”がないという子が増えてきているんです。

“得意なことだけできる”子どもたち。

現代の多くの子どもたちは、

  • 外遊びはほとんどしない
  • 体育と習い事だけが体を動かす機会
  • 移動は車や自転車が中心

という環境で過ごしています。

これでは、日常生活の中で『体力を育てるチャンス』が極端に少ないです。

『運動はしてるのに疲れやすい。』
そんな子どもたちが増えている理由はここにあります。

人間は“動く物”。体力は生活の中で作られる。

私たち人間も、もともとは「動物(動く物)」です。

動くことが前提で設計されている体にとって、
外遊びや歩くことは『当たり前の栄養』なんです。

ゲームが楽しいことを否定するわけではありませんが、
まずは体を動かす機会を生活に増やしてあげてほしいと感じます。

これからの季節は“汗をかく準備”も大切。

夏に向けて気温も上がっていきます。
この時期に外で遊ばなければ、汗腺の発達が十分に刺激されません。

結果として、熱中症リスクが上がってしまうのです。

多少の暑さの中で遊ぶことにも、体の機能を育てる意味があるということですね。

遠回りのようで、いちばんの近道。

いろいろな動きを経験し、体の“引き出し”を増やしていくことは、
結果的に将来のスポーツや生活全体のパフォーマンスを支えてくれます。
遠回りに見えても、それが“本当の体力”を育てる近道かもしれません。

お子さんの体力や運動面で気になることがあれば。

かるがも整骨院🦆では、お子さんの姿勢や運動機能に関するご相談も受け付けています。
『うちの子、すぐ疲れちゃうんです。』など、気になることがあればお気軽にどうぞ。

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『体力』とは、暮らしの中で育まれるもの。
お子さんの未来に、今できる一歩を。

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